この記事の目次
やってみた資料一覧と総合評価
まずは結果の早見表から。それぞれ5点満点で評価したよ。
- 企画書:★★★★☆(4点)構成は完璧。具体的な数字や社内事情は自分で補う必要あり
- 週次報告書:★★★★★(5点)テンプレ化すれば毎週5分で完成。最も効果を実感
- 議事録:★★★★☆(4点)要点整理が超優秀。音声→テキスト変換と組み合わせると最強
- プレゼン構成:★★★★☆(4点)スライドの流れは秀逸。デザインは別ツールが必要
- ビジネスメール:★★★★★(5点)丁寧さ・敬語の正確さが素晴らしい。即戦力
- Excel関数・マクロ:★★★★☆(4点)複雑な関数もほぼ一発で正解。VBAも書ける
①企画書を作らせてみた
使ったプロンプト
結果レビュー
- 良かった点:構成がロジカルで、上司に出しても恥ずかしくないレベル。数値目標も「社員満足度20%向上」のように具体的に入れてくれた
- 惜しかった点:当然ながら自社の具体的な事情(社食の現状・過去の施策)は入っていない。そこは自分で補う必要がある
- 所要時間:AI生成30秒 + 自分で調整15分 = 計約15分。ゼロから書くと2〜3時間かかる作業
企画書をうまく作らせるコツ
・役割を与える(「企画部のベテラン社員として」)
・構成を指定する(見出しレベルで「こんな順番で書いて」)
・数字を入れる(予算・人数・期間を具体的に伝える)
この3つを入れるだけで、出力のクオリティが段違いに上がるよ。
②週次報告書を作らせてみた
使ったプロンプト
結果レビュー
- 良かった点:箇条書きのメモが、きれいなビジネス文書に変身。敬語も自然で、そのまま提出できるレベル
- 感動ポイント:「課題・相談事項」を「ご相談したい点がございます」と丁寧に変換してくれた
- 所要時間:メモ入力3分 + AI生成10秒 + 確認2分 = 計約5分。手書きだと30分は使ってた
③議事録を作らせてみた
使ったプロンプト
結果レビュー
- 良かった点:走り書きのメモが、フォーマルな議事録に完璧に変換された。アクションアイテムが「誰が・何を・いつまでに」で整理されて見やすい
- 活用のコツ:会議中はメモに集中して、終わった後にAIに整形させるのが最強の使い方
- さらに上級:Whisperなどの音声文字起こしツールと組み合わせれば、会議を録音→文字起こし→AIで議事録化まで全自動にできる
④プレゼン資料の構成を作らせてみた
使ったプロンプト
結果レビュー
- 良かった点:「表紙→課題提起→現状分析→提案→効果→スケジュール→予算→リスク→まとめ→次のステップ」という王道の流れが自動で組まれた
- 惜しかった点:スライドのデザインや図表は作ってくれない(テキストベースの構成のみ)
- おすすめの使い方:AIで構成を作る→PowerPointやCanvaでデザインする、という2段階がベスト
⑤ビジネスメールを作らせてみた
使ったプロンプト
結果レビュー
- 良かった点:敬語が完璧。「ご多忙のところ恐れ入りますが」「ご都合のよろしい日程をお知らせいただけますと幸いです」など、自分で書くより丁寧で自然
- 最も実用的:全資料の中で一番「そのまま使える」率が高い。メールの下書きはAIの最強の使い道だと思う
- 応用:お断りメール、催促メール、お礼メール...パターン別にプロンプトを用意しておくと毎回5秒で下書きが完成するよ
⑥Excel関数・マクロを作らせてみた
使ったプロンプト
結果レビュー
- 良かった点:SUMIF関数とCOUNTIFS+SUMIFS関数を組み合わせた正しい回答が即座に返ってきた。関数の解説も丁寧
- さらにすごいこと:「これをVBAマクロにして」と追加で頼んだら、ボタン1つで自動実行できるマクロも作ってくれた
- 注意点:列の位置やシート名を正確に伝えないと、ずれた関数が出てくることがある
ChatGPT vs Claude、資料作成はどっちが強い?
両方使ってみた正直な感想をまとめるとこうなるよ。
ChatGPTが向いている資料
- Excel関数・VBAマクロの生成
- プレゼン構成(GPTsで特化ツールが豊富)
- 画像つきの資料(DALL-E 3でアイコンやイラストも作れる)
- 短い文章の生成(メール、SNS投稿など)
Claudeが向いている資料
- 長文の企画書・報告書(日本語の品質が高い)
- 議事録の整理(要約力が優秀)
- 複雑なビジネス文書(論理構成がしっかりしている)
- 既存資料の分析・要約(長いPDFも読める)
使い分けの結論
短い資料&技術系 → ChatGPT
長い文書&日本語の品質重視 → Claude
迷ったらChatGPTに投げて、日本語がイマイチなら同じプロンプトをClaudeにも投げてみよう。
AIに資料を作らせるときの鉄則5つ
1. 「誰が読むか」を必ず伝える
「経営層向け」「現場のチームメンバー向け」「取引先向け」——読者によって文体もレベル感も変わるからね。
2. 構成(見出し)は自分で指定する
「いい感じに書いて」は禁句。「1.背景 2.課題 3.提案 4.効果」のように、見出し構成を指定すると一気にクオリティが上がるよ。
3. 具体的な数字・条件を入れる
予算、人数、期間、目標数値...具体的な情報を渡すほど、使える資料が出てくる。
4. 一度で完璧を求めない
最初の出力は「たたき台」だと思おう。「もう少しカジュアルに」「3番目の項目を深掘りして」と追加指示を出して磨いていくのが正しい使い方だよ。
5. 最後は必ず自分の目でチェック
AIは事実と異なることを書くことがある(ハルシネーション)。数字やデータは特に自分で確認しよう。そのまま提出して間違いがあったら、責任は自分にあるからね。
やっちゃダメ!NGな使い方
絶対やっちゃいけないこと
- 機密情報をそのまま入力する:顧客の個人情報、未公表の決算データ、社外秘の戦略などは絶対にNG。AIに入力した情報は学習に使われる可能性がある
- AIの出力をファクトチェックなしで提出する:特に数字や法的な記述は必ず自分で確認
- AI使用禁止のルールがある会社で隠れて使う:社内ガイドラインに従おう
安全に使うためのポイント
・社内の AI利用ガイドラインを確認する
・機密情報は「ダミーデータに置き換えて」入力する(A社→X社、など)
・ChatGPTの設定で「チャット履歴をオフ」にする(学習に使われない)
・企業向けプラン(ChatGPT Enterprise / Claude for Business)なら入力データは学習に使われない