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FP(ファイナンシャルプランナー)って何をしてくれる人?
FPは「お金のかかりつけ医」みたいな存在です。家計・保険・投資・住宅ローン・教育費・老後資金など、人生のお金に関する悩みを総合的にアドバイスしてくれる専門家です。
FPに相談するのがおすすめな人
- 貯金はしてるけど「これで足りるの?」と不安な人
- 保険に入ってるけど内容をよく理解していない人
- 結婚・出産・住宅購入など大きなイベントを控えている人
- 投資を始めたいけど、何から手をつければいいかわからない人
- 漠然と老後が不安な人
FPの資格について
FPには国家資格(FP技能士1〜3級)と民間資格(AFP・CFP)があります。相談する場合は、最低でもFP2級以上、できればCFP資格を持っている人を選ぶと安心です。
FPに聞いた方がいい7つのこと
1.「今の貯金ペースで老後は大丈夫?」
一番多い相談がこれ。「月3万円貯金してるけど足りる?」という漠然とした不安に、具体的な数字で答えてもらえます。年齢・年収・生活費・希望する退職時期から逆算して、「あと月いくら必要か」「いつまでにいくら貯めればいいか」を明確にしてくれます。
自分で調べても「老後2,000万円問題」みたいなザックリした情報しか出てこないけど、FPならあなた個人の状況に合わせたプランを作ってくれるのが大きな違いです。
2.「今入っている保険、本当に必要?」
日本人は保険に入りすぎていると言われています。実際、独身なのに死亡保険に入っている人、高額療養費制度を知らずに医療保険を何本も掛けている人って結構多いんです。
FPに保険証券を見せれば、「この保険はいらない」「この保障が足りない」と客観的に判断してもらえます。不要な保険を解約するだけで月1〜3万円浮くケースもザラにあります。
3.「住宅ローン、いくらまで借りて大丈夫?」
住宅ローンは人生最大の借金。銀行の審査に通る金額と、実際に無理なく返せる金額は全然違います。FPなら今の家計から「安全に返済できる借入額」を算出してくれます。
また、変動金利と固定金利のどちらがいいか、繰上返済の効果、住宅ローン控除の活用法なども相談できます。
4.「子どもの教育費、どうやって準備すればいい?」
子ども1人の教育費は、幼稚園〜大学まですべて公立でも約800万円、すべて私立なら約2,300万円かかると言われています(文部科学省「子供の学習費調査」参考)。
学資保険・つみたてNISA・預貯金、どの方法で準備するのがベストかはFPに相談するのがおすすめです。
5.「投資を始めたいけど、どのくらいの金額が適切?」
「貯金全額を投資に回していいの?」「生活防衛資金はいくら残すべき?」といった配分の悩みはFPの得意分野。あなたのリスク許容度や家族構成に合わせた資産配分を提案してもらえます。
6.「iDeCoとNISA、両方やった方がいい?」
iDeCo(個人型確定拠出年金)とNISA、どちらも税制優遇がある制度ですが、使い方が微妙に違います。
- iDeCo:掛金が全額所得控除。節税効果は高いが60歳まで引き出せない
- NISA:利益が非課税。いつでも引き出せる
FPなら、あなたの年収や将来設計から「どちらを優先すべきか」「いくらずつ配分すべきか」を具体的にアドバイスしてくれます。
7.「今の家計で改善すべきところはある?」
自分では気づかない「お金の穴」をFPは見つけてくれます。例えば:
- 使っていないサブスクに月3,000円払っている
- 貯蓄型保険より投資の方が効率がいいケース
- ふるさと納税をしていない(年収500万円なら約6万円分お得)
- 電気・ガスの契約が最安じゃない
相談で得られる効果の目安
FP相談後に保険・固定費の見直しをした場合、年間10〜50万円の改善が見込めるケースが多いと言われています。相談費用は1回5,000〜10,000円程度(無料の場合もあり)なので、コスパは非常に高いです。
FP相談の種類と費用
無料FP相談
- 保険ショップ(ほけんの窓口など):保険の見直しがメイン。保険商品の提案があるので、そこは理解した上で利用
- 住宅ローン相談会:不動産会社やハウスメーカー主催。住宅購入前提の相談
- オンラインFP相談サービス:マネードクター、保険チャンネルなど。自宅から気軽に相談可能
有料FP相談
- 独立系FP事務所:1回5,000〜20,000円程度。特定の商品を売らないので中立的なアドバイスが期待できる
- 年間顧問契約:年間5〜30万円程度。継続的にライフプランをサポートしてくれる
FP相談で注意すべきポイント
注意1:無料相談には裏がある
無料FP相談の多くは、保険や金融商品を販売して手数料を得るビジネスモデルです。つまり「相談は無料だけど、特定の商品を勧められる」ケースが多い。相談自体は有益ですが、その場で契約するのは避けて、必ず持ち帰って比較検討しましょう。
注意2:1人のFPの意見だけで判断しない
FPにもそれぞれ得意分野や考え方の違いがあります。可能なら2〜3人に相談して、意見を比べてみるのがベストです。
注意3:「絶対儲かる」は要注意
投資に「絶対」はありません。「この商品なら絶対儲かる」と言うFPがいたら要注意。誠実なFPはリスクもしっかり説明してくれます。
相談する前にやっておくといいこと
- 毎月の収入と支出を大まかに把握する
- 加入している保険の保険証券を用意する
- 預貯金・投資の残高をメモしておく
- 住宅ローンがある場合は残高と金利を確認
- 「何を相談したいか」を3つ程度に絞っておく
- 将来の希望(いつリタイアしたい、子どもの進学希望など)を整理しておく
準備のコツ
完璧に準備する必要はありません。「だいたいの数字」でOK。FPが上手にヒアリングしてくれるので、まずは相談の予約を入れることが大事です。
FPに聞かなくても自分でできること
すべてをFPに頼る必要はありません。以下は自分でも十分対応できます。
- 家計簿をつける:マネーフォワードMEなどの無料アプリで自動管理
- ふるさと納税をする:年収がわかれば上限額は簡単にシミュレーション可能
- つみたてNISAを始める:オルカンを毎月積立するだけなら知識は最小限でOK
- 格安SIMに乗り換える:比較サイトで自分に合ったプランを選ぶだけ
- 不要なサブスクを解約する:クレカ明細を見て使ってないものを解約