結論:両方やれ。でも「使う順番」が大事
正直に言う。「20代は貯金だけしてろ」も「若いうちは全部使え」も、どっちも極端すぎる。
貯蓄だけしてたら人生つまらない。20代の時間は二度と戻ってこないし、若い時にしかできない経験ってのは確実にある。30代になって「もっとやっておけばよかった」と後悔する人、周りにめっちゃ多い。
でも、使いすぎたら30代で詰む。これもマジ。貯金ゼロで30歳を迎えると、結婚・引越し・転職・病気...どんなイベントが来ても対応できない。選択肢がなくなるのが一番怖い。
大事なのは「何に使うか」の優先順位だ。全部にお金をかけるのは無理。だからこそ、「これには使うべき」「これは別にいらない」っていう線引きが必要なんだよ。
この記事のポイント
20代のお金の使い方は「投資になるかどうか」で判断する。使ったお金が将来リターンを生むなら使え。ただの消費なら削れ。これだけ覚えておけばOK。
若いうちにお金を使うべきもの5選
ここからは「20代のうちにケチらないほうがいいもの」を5つ紹介する。共通しているのは、後から取り返せないか、将来のリターンがデカいものだ。
1. 自己投資(スキルアップ)
本、セミナー、資格取得、プログラミング学習。20代の自己投資は30代以降の年収に直結する。
例えば、20代でプログラミングを学んで月5万円の副業収入を得られるようになったら、30代の10年間で600万円の差になる。資格を取って転職すれば年収が100万円上がることだってある。
「本を読む」のは最もコスパのいい自己投資だ。1冊1,500円で著者の何十年分の知識が手に入る。月に3冊読むだけで、周りの同年代とは明確に差がつく。年間で5万円もかからない。
2. 健康
ジム、歯医者、健康診断。これにお金を使わない20代が多すぎる。
特に歯。歯は一度壊れたら戻らない。虫歯の治療で数千円ケチった結果、40代でインプラント1本40万円とかザラにある。20代のうちから半年に1回の定期検診(3,000〜5,000円)に行くだけで、将来の数十万円を守れる。
ジムも月5,000〜10,000円で将来の医療費を大幅に減らせる。20代で運動習慣をつけておくと、30代以降の体力の落ち方が全然違う。20代でサボると40代で泣くことになる。健康はマジで最強の投資だ。
3. 人間関係(交際費)
飲み会全部行けとは言わない。でも「この人」と思った人との時間にはケチるな。
20代で築いた人間関係は、30代以降のキャリアや人生を大きく左右する。「あの時一緒に飲みに行った先輩から転職の話が来た」「同期との繋がりで副業の案件をもらった」こういう話は本当に多い。
ポイントは全員に均等にお金を使うのではなく、「この人は大事だ」と思った人に集中して使うこと。100人と浅く付き合うより、10人と深く付き合ったほうが人生は豊かになる。
4. 旅行・経験
体力がある20代だからこそ行ける場所がある。バックパッカーで東南アジアを回るとか、夜行バスでの弾丸旅行とか、30代になったら体力と時間がなくなって絶対やらなくなる。
旅行で得られるのは「思い出」だけじゃない。価値観が広がる、語学力がつく、コミュニケーション能力が上がる。海外に行って「日本ってこういう国なんだ」と気づくだけでも、仕事に対する考え方が変わったりする。
別に高級リゾートに行けって話じゃない。LCCとゲストハウスを使えば、東南アジアなら1週間5万円くらいで行ける。この5万円は将来何倍にもなって返ってくる。
5. 良いマットレス・枕
睡眠の質は人生の質だ。人生の3分の1は寝てるんだから、ここにお金をかけないのは本当にもったいない。
安い寝具で体壊すより、3万円の枕を買え。毎日使うものだから、1日あたりに換算したらたった82円だ(1年使う場合)。2年使えば41円。コンビニのおにぎりより安い。
良い枕やマットレスは睡眠の質を劇的に変える。朝の目覚めが良くなり、日中のパフォーマンスが上がり、肩こりや腰痛も減る。これはガチで体感できるレベルで変わる。
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使わないでいいもの5選
次は逆に「20代では別にお金をかけなくていいもの」。ここを削ると、使うべきところに回せるようになる。
1. ブランド品
20代でブランドで着飾っても、正直誰も見てない。周りの20代もお金ないし、上の世代から見たら「背伸びしてるな」としか思われない。
ブランド品は30代で自然に似合うようになる。20代のうちはユニクロやGUで十分。清潔感さえあれば、服にお金をかける必要はない。ブランドのバッグに10万円使うなら、自己投資に回したほうが100倍リターンがある。
2. 新車
中古で十分。新車は買った瞬間に価値が2〜3割下がる。300万円の新車を買ったら、翌日には210万円の価値しかない。これを「新車プレミアム」と言うんだけど、90万円をドブに捨てているのと同じだ。
そもそも車は借りる時代。カーシェアやレンタカーを使えば、月に数回しか乗らない人は年間で数十万円の節約になる。保険、駐車場、車検、ガソリン...維持費を考えたら、持たない選択が最もコスパがいい。
3. 高級レストラン(見栄のため)
SNS映えのためだけの食事は金の無駄だ。1回1万円のディナーを月2回行ったら年間24万円。その24万円で何冊本が買えるか、何回旅行に行けるか考えてみてほしい。
もちろん「本当に美味しいものを食べたい」「大切な人と特別な時間を過ごしたい」なら話は別。問題は「インスタに上げるため」「見栄を張るため」だけに行くパターン。これは完全に消費であって、何のリターンも生まない。
4. 最新ガジェット(毎年買い替え)
2年は使え。毎年iPhoneを買い替える必要はない。iPhone 15からiPhone 16に変えて、生活が劇的に変わったか?変わらないだろう。
最新のガジェットを追いかけるのは趣味としてはいいけど、20代で金銭的に余裕がない時期にやることじゃない。スマホは2〜3年、パソコンは4〜5年使えば十分。毎年10万円以上をガジェットに使うなら、その分を投資に回したほうがいい。
5. 付き合いの飲み会
行きたくない飲み会は断れ。その3,000円で本を3冊買える。
「付き合いだから」「断ると関係が悪くなるかも」こういう理由で毎回参加してたら、月に1〜2万円が消えていく。年間で12〜24万円だ。しかも、付き合いの飲み会で得られるものって何がある?愚痴を聞いて、二日酔いになって、翌日のパフォーマンスが落ちる。最悪のROI(投資対効果)だ。
大事なのは「選ぶ」こと。行きたい飲み会、学びがある飲み会、大切な人との飲み会にだけ行けばいい。それ以外は「ちょっと今月節約中で」と言って断れ。本当に大事な関係なら、飲み会を1回断ったくらいで壊れたりしない。
20代の理想的な貯蓄額
じゃあ実際、20代はどのくらい貯金すればいいのか。具体的な数字で見ていこう。
手取りの20%が理想
手取り20万円なら月4万円、手取り25万円なら月5万円。これが一般的に「無理なく続けられて、かつ十分な貯蓄ペース」と言われている水準だ。
「20%もムリ!」って思うかもしれないけど、さっき紹介した「使わないでいいもの」を削れば、意外と捻出できる。ブランド品を買わない、飲み会を減らす、ガジェットを毎年買い替えない。これだけで月2〜3万円は浮く。
最低目標:生活防衛資金(生活費6ヶ月分)
まず目指すべきは生活防衛資金 = 生活費の6ヶ月分。月の生活費が17万円なら、約100万円だ。
これがあれば、突然の失業、病気、転職活動中の無収入期間...何が起きても6ヶ月は生き延びられる。「いつでも辞められる」という精神的な余裕は、仕事のストレスも大幅に減らしてくれる。
貯蓄の優先順位
1. まず生活防衛資金100万円を貯める
2. 100万円貯まったら、それ以上は投資に回してもOK
3. つみたてNISAで月1〜3万円の積立投資を始める
4. 残りは自己投資や経験に使う
100万円を貯めるのに、月4万円の貯金で約2年。月3万円なら約3年。20代前半で始めれば、25歳くらいには生活防衛資金が完成する。そこからは投資と自己投資を並行して進められるようになる。
まとめ
最後にもう一度整理しよう。
使うべきところに使って、使わないでいいところを削る。これが20代のお金の使い方の正解だ。
使うべきもの:自己投資、健康、人間関係、経験、睡眠環境。これらは将来リターンを生む「投資」だ。
使わないでいいもの:ブランド品、新車、見栄の食事、毎年の最新ガジェット、付き合いの飲み会。これらは何のリターンも生まない「浪費」だ。
そして貯蓄は手取りの20%を目標に、まずは生活防衛資金100万円を目指す。これが貯まったら、投資と自己投資を並行して進めていく。
20代の選択が30代の人生を決める。今この瞬間の判断が、10年後の自分を作る。「あの時こうしておけばよかった」と後悔しないために、今日からお金の使い方を見直してみてほしい。