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「S&P500がいい」「いやオルカンでしょ」「日経平均はどうなの?」...投資を始めようとすると、こういう議論に必ずぶつかるよね。今日は世界の主要な株価指数を全部比較して、「結局どれを買えばいいの?」に結論を出すよ。

この記事の目次

  1. 株価指数って何?
  2. 主要な株価指数を一つずつ解説
  3. 過去20年のリターン比較
  4. 為替リスクを理解する
  5. 結局どれがいいの?結論
  6. 日本株を混ぜるべきか
  7. 通貨分散の考え方
  8. まとめ

株価指数って何?

株価指数っていうのは、特定の市場全体の動きを1つの数字で表したもの。個別の株は毎日バラバラに動くから、市場全体が上がってるのか下がってるのか判断しにくい。そこで「代表的な銘柄をまとめて平均値を出す」のが株価指数。

例えるなら、学校のテストの「クラス平均点」みたいなもの。1人1人の点数はバラバラだけど、平均点を見ればクラス全体の学力レベルがわかるでしょ? 株価指数もそれと同じ。

そしてETFや投資信託は、この株価指数に連動するように作られてる。つまり「どの株価指数に投資するか」は「どの国・地域の経済に賭けるか」という意味でもある。

主要な株価指数を一つずつ解説

日経平均株価(日本)

日本を代表する225社で構成される株価指数。トヨタ、ソニー、ファーストリテイリング(ユニクロ)、ソフトバンクなど、日本の主要企業が含まれる。ただし225社しかないので、日本市場全体を反映してるとは言い難い。特にファーストリテイリングの寄与度が大きすぎるのが弱点。

TOPIX(日本)

東証に上場する全銘柄(約2,000社)で構成される株価指数。日経平均より分散度が高く、日本経済全体の動きをより正確に反映してる。日本株に投資するなら、日経平均よりTOPIXの方がおすすめ。

S&P500(アメリカ)

アメリカの大型企業500社で構成される株価指数。Apple、Microsoft、Amazon、Google、Meta、Tesla、NVIDIAなど、世界を動かす企業がズラリ。時価総額ベースで世界の株式市場の約40%を占める。過去30年の年平均リターンは約10%。投資の王道中の王道。

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S&P500は「投資の教科書」みたいな存在。ウォーレン・バフェットも「素人はS&P500のインデックスファンドを買っておけ」って言ってる。世界一の投資家がそう言うんだから、説得力あるよね。

NASDAQ(アメリカ)

アメリカのテクノロジー企業中心の株価指数。NASDAQ総合指数には約3,000銘柄が含まれるけど、よく話題になるのはNASDAQ100(時価総額上位100社)。Apple、Microsoft、Google、Amazon、Meta、NVIDIAなどハイテク企業の比率が高い。リターンはS&P500を上回ることが多いけど、値動きも激しい

全世界株式(MSCI ACWI)

先進国23カ国+新興国24カ国の約3,000銘柄をカバーする株価指数。いわゆる「オルカン」(eMAXIS Slim全世界株式)が連動してるのがこの指数。アメリカが約60%、日本が約5%、ヨーロッパが約15%、新興国が約10%という構成。「世界経済全体に賭ける」ならこれ一択。

新興国株式(MSCI Emerging Markets)

中国、インド、台湾、韓国、ブラジルなどの新興国企業で構成される指数。高い経済成長率が魅力だけど、政治リスクや通貨リスクが大きい。リターンのブレも大きいので、ポートフォリオのメインにするのはリスクが高い。オルカンに10%程度含まれてるので、オルカンを買っておけば新興国にも自動的に分散されてる。

過去20年のリターン比較

ここが一番気になるところだと思う。各指数の過去20年間(2005年〜2025年頃)の年平均リターンを比較してみよう。

株価指数 対象地域 年平均リターン(目安) 値動きの大きさ
S&P500 米国 約10〜11%
NASDAQ100 米国テック 約13〜15%
全世界株(MSCI ACWI) 全世界 約8〜9%
日経平均 日本 約5〜7% 中〜大
TOPIX 日本 約4〜6%
新興国株 新興国 約5〜8%

この表を見ると、過去20年ではS&P500とNASDAQが圧倒的に強い。特にNASDAQ100はGAFAMの成長の恩恵を受けて、年平均13%超えという驚異的なリターン。ただし2022年のように一気に30%以上下がることもあるから、値動きの激しさは覚悟が必要。

日経平均やTOPIXも近年は好調だけど、20年という長期で見るとアメリカには及ばない。ただし2023〜2025年の日本株は好調で、日経平均は4万円台に到達するなど見直されてきてる。

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「過去のリターンがいいからS&P500一択!」って考えたくなるけど、ちょっと待って。過去のリターンは未来を保証しない。1990年代は日本株が世界最強だったし、2000年代は新興国株が一番リターンが良かった。次の20年もアメリカが勝つとは限らないんだよね。

為替リスクを理解する

海外の株価指数に投資する時に忘れちゃいけないのが為替リスク。日本人がS&P500に投資する場合、円をドルに替えてから買うことになる。つまり株価の変動+為替の変動、2つのリスクを同時に背負うことになるんだ。

円安の場合:ダブルで儲かる

S&P500が10%上がって、さらにドル高(円安)が進んだら、円ベースのリターンは10%以上になる。2022年〜2024年はまさにこのパターンで、S&P500の上昇+円安で、円ベースのリターンがものすごかった

円高の場合:株が上がっても損することも

逆に、S&P500が10%上がっても、ドル安(円高)が15%進んだら、円ベースではマイナスになる。2008年のリーマンショック後は、株安+円高のダブルパンチで、海外資産は壊滅的なダメージを受けた。

為替リスクへの対処法

為替リスクを完全にゼロにすることはできないけど、以下の方法で緩和できる。

結局どれがいいの?結論

はい、一番聞きたい部分だよね。結論から言う

結論:迷ったらオルカンかS&P500

正直、オルカンとS&P500のどちらを選んでも大きな間違いにはならない。なぜなら、オルカンの中身の約60%はアメリカ株だから、値動きは似てくる。

「どっちが儲かるか」で選ぶんじゃなくて、「自分はどっちの方が安心して持ち続けられるか」で選んだ方がいい。S&P500一本だと「アメリカが没落したらどうしよう」って不安になる人はオルカン。逆に「いやアメリカは世界最強でしょ」って確信がある人はS&P500。

大事なのは「選んだら15年以上持ち続けること」。どっちを選ぶかより、持ち続けられるかの方がはるかに重要。

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ぶっちゃけ、オルカンとS&P500の「どっちが正解か」論争って、「カレーとラーメンどっちがおいしいか」くらい不毛な議論だと思ってる。どっちも正解。大事なのは注文すること(=投資を始めること)であって、メニュー選びで1時間悩んでる場合じゃないんだよね。

日本株を混ぜるべきか

「オルカンには日本株が5%くらいしか入ってないけど、もっと日本株を増やした方がいいの?」って疑問、あるよね。

日本株を増やすメリット

日本株を増やすデメリット

個人的には、オルカン(日本5%含む)+ 好きな日本個別株を少し、くらいのバランスがちょうどいいと思ってる。日本株の比率を20%や30%にする必要はないけど、ゼロにする必要もない。

通貨分散の考え方

最後に通貨分散について。これ、意外と見落としがちだけど結構大事な話。

日本人は給料を「円」でもらって、生活費も「円」で払う。つまり収入も支出も100%円。この状態で資産も全部円で持ってたら、円の価値が下がった時(インフレ・円安)に丸ごとダメージを受ける。

実際、2022年から2024年にかけて急激な円安が進んで、円の購買力は大幅に落ちた。海外旅行が高くなったし、輸入品の価格も上がった。でもこの時、S&P500やオルカンを持ってた人はドル建て資産の価値が上がって、円安のダメージを相殺できた

通貨分散の考え方はシンプル。「資産の一部を外貨建てで持つ」、それだけ。オルカンやS&P500を買うだけで、自動的に通貨分散になってる。だから「オルカンを買う」という行為は、「株式に投資する」と同時に「通貨を分散する」という2つの意味があるんだ。

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まとめ

世界の株価指数比較のまとめ

  1. S&P500:過去20年で最強クラスのリターン。アメリカ一極集中リスクあり
  2. NASDAQ100:テック中心で最高リターンだが値動き激しい
  3. 全世界株(オルカン):世界全体に分散。安定志向ならこれ
  4. 日経平均・TOPIX:近年好調だが長期リターンは米国に劣る
  5. 結論:迷ったらオルカンかS&P500。どっちでも正解
  6. 海外株投資は通貨分散にもなる:円安リスクへの備え

投資先選びで一番大事なのは、「正解を選ぶこと」じゃなくて「選んだら持ち続けること」。オルカンでもS&P500でも、15年以上持ち続ければ歴史上ほぼ全員がプラスになってる。途中で怖くなって売っちゃうのが一番もったいない。

「どの指数がいいか」で何ヶ月も悩んで投資を始められない人がいるけど、その悩んでる間に複利は働き始めない。悩む暇があったら、今日オルカンを1万円分買ってみてくれ。それが投資家としての第一歩だから。

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結局さ、「世界経済はこれからも成長する」と思うならオルカン、「アメリカは今後も最強」と思うならS&P500。それだけの話なんだよね。どっちに転んでも、投資しなかった人よりは確実に有利になる。さあ、始めよう。

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